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2019.03.04

第5回 GHC サマースクール参加者募集(3月17日締切)

新しい世界史/グローバルヒストリーについての国際的な教育研究ネットワークである Global History Collaborativeでは、歴史学研究における若手育成を目的として、大学院学生を対象とするGHC サマースクールを4つの研究拠点が持ち回りで、年に一度開催しています。

今年度までに、4回のサマースクールが開催されました。

第1回 : 2015 年 9 月 7 日~13 日 於)東京大学及び北海道大学

第2回 : 2016 年 5 月 9 日~14 日 於)アメリカ・プリンストン大学

第3回 : 2017 年 9 月 4 日~9 日 於)ドイツ・ベルリン・フンボルト大学

第4回 : 2018 年 6 月 18 日~23 日 於)フランス・社会科学高等研究院(EHESS)

(これまでのサマースクールの様子は、本ホームページ活動報告のページに掲載しています。)

2019 年度は、東京大学に於いて、第5回サマースクールを【2019 年 9 月 2 日(月)~7 日(土)】に開催予定です。

この度、第5回サマースクール参加者を公募します。 グローバルヒストリー研究の分野で世界をリードする研究者の指導の下、アメリカ、ドイツ、フランスから集まる若い仲間たちとともに研鑽できる貴重な機会です。ふるってご応募ください。次回のサマースクールへの参加が確定しているのは、以下の研究者です。これ以外にも、さらに参加者が増える予定です。

Jeremy Adelman(プリンストン大学教授)、Sheldon Garon(プリンストン大学教授)、Andreas Eckert(ベルリン・フンボルト大学教授)、Sebastian Conrad(ベルリン自由大学教授)、Sarah Bellows Blakeley(ベルリン・フンボルト大学ポスドク)、Marc Elie(フランス社会科学高等研究院教授)、羽田正(東京大学教授)、山本浩司(東京大学准教授)

=== 以下、応募要項 ====================================

1.このサマースクールには、日本の大学などの研究機関で、広く歴史に関わる論文(修士論文、博士論文。地域や時代、分野は問いません)を準備している大学院学生が参加できます。既にこれまでのサマースクールに参加された方も歓迎します。

2.グローバルヒストリーと接点を持つ論文のテーマを考えている学生は、どのようなテーマであっても応募できます。

3.サマースクール参加希望者は、次の2点の書類を準備し、GHC 事務局までメールで申し込んで下さい。応募締切は【2019 年 3 月 17 日(日)】とします。

a) 履歴・業績書

b) 研究テーマの概要とサマースクールへの参加を希望する理由をまとめたペーパー(A4で3枚以内。日本語でも英語でも可)

4.採用予定人数:3名程度(これまでのサマースクールには、ベルリン、東京、プリンストン、パリ拠点から、教員各2~3名、大学院学生各3~6名程度が参加しました。)

5.書類選考によって採用者を決定します。採用予定者には 3 月 29 日(金)までにメールにてご連絡します。必要に応じて面接選考を実施する場合があります。

6.サマースクール参加のための交通費・宿泊費等は、東大拠点が負担します。

7.サマースクールは英語で行われます。英語が特別に流暢である必要はありませんが、自分の考えを英語で伝えることのできる人が応募して下さい。

8.サマースクール参加者は、A4 用紙に 15 枚以内で論文概要(英文)をあらかじめ提出することが求められます。サマースクールでは、その内容について参加者が議論を交わします。

9.採用者は、サマースクール本番の前に東京大学で開催される準備会合(4 月初旬以後、複数回)に参加することが求められます。準備会合では、代表研究者の羽田教授とともに関連文献を読み、グローバルヒストリーという研究方法についての理解を深めるとともに、各自の論文テーマのまとめ方について、あらかじめ指導を受けることができます。首都圏以外からの参加者には旅費を支給します。

10.サマースクール参加者は、「新しい世界史/グローバルヒストリー共同研究構築」のジュニアメンバーとして、東大拠点の活動に積極的に参加することが求められます。

■問い合わせ先:

新しい世界史/グローバルヒストリー共同研究拠点の構築(Global History Collaborative)事務局:ghc@ioc.u-tokyo.ac.jp

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