2018.04.05
【EHESS共催イベント】『新しい世界史へ』から『グローバル・ヒストリーの可能性』へ(2018.4.23)
パリ拠点のAlessandro Stanziani教授が、客員教授として東洋文化研究所に着任されました。今年9月末まで半年滞在され、すでにお知らせしているように、4,5月には大学院学生を対象とした授業も予定されています。
Stanziani教授の提案で、日仏会館に拠点を置くフランス国立日本研究センターに滞在中のGuillaume Carre教授(EHESS)と共催で、以下のイベントを開催します。
『新しい世界史へ』から『グローバル・ヒストリーの可能性』へ
◆日時:2018年4月23日(月)午後3時~6時
◆場所:日仏会館 601号室(恵比寿)
◆アクセス:http://www.mfj.gr.jp/acces/index_ja.php
◆プログラム:
・趣旨説明:羽田正、Guillaume Carre
・報告:鈴木英明(長崎大学)、松方冬子(東京大学)、Alessandro Stanziani(EHESS)
・使用言語:日本語・英語、フランス語(適宜通訳)
2011年に刊行された『新しい世界史へ』(岩波新書)の英語版が出版されました(Toward Creation of a New World History (2018))。また、2017年には、GHCの成果の一つである『グローバル・ヒストリーの可能性』も出版され、今年からはシリーズ・グローバルヒストリーの刊行が始まりました。さらに、国際的な教育研究ネットワークが確立された一つの証としてStanziani教授の東大滞在も実現しました。
この機会に、2011年からのこの数年の日本と世界における新しい世界史/グローバルヒストリー研究の展開とその将来について、意見交換を行います。このイベントは公開ですので、ぜひお誘い合わせの上でご来場下さい。
なお、ご出席を希望される場合は、GHC事務局(ghc@ioc.u-tokyo.ac.jp)までご連絡ください。