2017.06.28
2018年度大学院博士課程学生海外派遣 公募
Global History Collaborative東京大学拠点では、世界史/グローバルヒストリーに関心を持つ研究者の国際ネットワークの構築とともに、若手の育成にも力を入れており、博士論文執筆中の大学院学生をGHC海外拠点へ派遣する、大学院博士課程学生海外派遣プログラムを毎年実施しています。(これまでの派遣者からの報告はこちらをご覧ください)
本派遣プログラムは、派遣学生が、国外の歴史研究と教育の現場を体験するとともに、各自の研究テーマについて海外の研究者の指導を受けることにより、博士論文作成に資することを目的としています。この派遣プログラムとGHCへの参加を通じて、大学院学生がよりレベルの高い博士論文を完成させ、将来的には、世界の舞台で議論ができる優秀な若手研究者に育ってゆくことを期待しています。
2018年度に、アメリカのプリンストン大学、フランスの社会科学高等研究院、ドイツのベルリン・フンボルト大学、ベルリン・自由大学のいずれかの機関への派遣を希望する大学院学生を公募します。
公募要項
対象者:日本の大学等研究機関の博士課程に所属する大学院学生
募集人員:若干名
(採用実績:2014年度1名(ベルリン自由大学)、2015年度3名(プリンストン大学2名、フランス社会科学高等研究院1名)、2016年度2名(プリンストン大学2名)、2017年度2名(ベルリン自由大学2名))
派遣期間:3ヶ月から6ヶ月
・2018年4月以降に出発し、2019年3月中に帰国すること
・派遣者は、派遣先で関連する研究分野の授業やセミナーなどに参加し、自らの研究内容を報告することが求められます。従って、夏休みを利用した訪問や単なる資料調査のための派遣は認められません
支給経費:所属先大学から派遣先大学までの往復航空賃(実費相当)および滞在費(月額約30万円)
その他:
1.本拠点では、派遣者が希望する受入教員への紹介を他拠点の責任者に依頼します。その後の受入教員との交渉は、基本的に派遣者が行うこととします。2.派遣者には、帰国後も積極的に本事業に参加することが期待されます。
応募方法
締切: 2017年9月29日(金)
提出書類:メール添付にて以下の書類を末尾メールアドレスまでお送りください。
① 履歴書 本学様式を http://www.u-tokyo.ac.jp/per01/r01_j.html からダウンロードの上作成のこと
② 研究業績一覧(刊行された論文・書評など、学会・研究会での発表題目など、修士論文題目)
③ 研究計画(日本語の場合2000字以内、英語の場合1000ワード以内)。これまでの研究と派遣先での研究計画(派遣先の受入研究者名、希望する派遣期間とその時期を含む)を簡潔にまとめてください。
※各応募書類については、特に記載のない場合、任意の様式によりA4判とします。
推薦書等は特に必要ありませんが、あらかじめ現在の所属先の指導教員の承諾を得てください。
注意:
1.応募書類が届いたらその旨を返信します。書類送付後1週間以上経っても返信がない場合は、問い合わせてください。
2.書類審査後、10月31日(予定)までに結果をメールで連絡します。必要に応じ、面接審査を実施(交通費等支給なし)する場合があります。
選考方法
本事業に設置する審査会において書類と面接の審査をおこないます。
書類送付先、問い合わせ先:研究拠点形成事業海外派遣公募係
ghc@ioc.u-tokyo.ac.jp