出版物

2016.12.14

増補 モスクが語るイスラム史: 建築と政治権力

執筆者:羽田 正 / 出版社:ちくま学芸文庫 / 発行年:2016年12月 /

1994年3月に出版された羽田正著「モスクが語るイスラム史」の増補版が、ちくま学芸文庫より出版されました。

イスラム世界においてモスクとはどういう存在なのか?それは単なる「祈りの場」ではない。人々の社交の中心であり、教育施設、宿泊所、そして政治活動の舞台など、多様な役割を担ってきた。こうして人々の生活のなかに深く根づいてきたモスクには、イスラム世界の精神性のあらゆる歴史が刻み込まれている。その建築史的変遷、社会における機能の変化をたどれば、ときには政治史の常識が覆るような発見に出会うこともある。140点の図版とともに、壮麗なモスク建築の見方を説き、イスラム世界の深層を浮き彫りにする。

 

【目次】
1 モスク入門(モスクの語源と種類 モスクの構成要素 ほか)
2 最初期のモスク―七世紀(『コーラン』の中のモスク 最初のモスク―預言者の住居 ほか)
3 古典型モスクの時代―八~十世紀(預言者のモスク ウマイヤ・モスク ほか)
4 多様性の時代―十一~十四世紀(ファーティマ朝のモスク モスクと「墓付きマドラサ」 ほか)
5 光輝の時代―十五~十七世紀(スレイマン・モスクとオスマン朝モスクティームール朝とモスク ほか)
補章―二二年後(イスラーム世界再考 東南アジアと中国のモスク ほか)

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